何より大事なのは、「記憶できる自信」と「燃える決意」を持つこと

（セミナー終了後に頂いたお手紙より）

前略。今年に入ってから殊更所謂「オイル（老いる）ショック」にあれこれ見舞われてきた私でしたので、恐る恐る先生の講座の受講希望を申し上げたのですが、それがアッと思う間に実現の運びと相成り、我が生涯最後の講習受講となるであろうこの機会を渾身の努力で受け止めたいと念じての参加でございました。（中略）

先生に大変なお心遣いを戴いた二日間のご講義が、どれ程自分のものになったかにつきましてですが、秋田に戻って私の尊敬する知人に「我が人生の晩年を飾る願っても無い素晴らしい体験報告」として、受講の感激を伝えた時、あの一例として挙げた足利幕府の１５代に亘る将軍名を何も見ずに、初代から１５代まで、直ぐにも逆順でも、よどみなく私は唱えて見せることが出来、聞いている知人はもちろんの事、唱えている私自身がびっくり仰天致しました。（中略）

先生のご講義の復習にもう一度改めて打ち込み、小学校６年生、３年生の二人の可愛い孫にも、その親たちにも、記憶は頭の良し悪しではなく、「技術」そのもであり、何より大事なのは、「記憶できる自信」と「燃える決意」を持つことだと、教えてやるつもりです。
あと８年の余生の中で、こんなにも素晴らしい生まれて初めての体験を頂き、生きた喜びに浸らせて頂きましたことを、心から御礼申し上げます。（文末略） （男性　70代）